長期的な修繕計画はお金に関して非常に必要なことです。必要なときに必要なお金を用意できるのは大切です。また、定期的な修繕をやれば、設備の劣化だけでなく、仕様が古すぎるということも避けることができます。ときどき、スプリンクラーが機能しなかったという火災事故も起こっていますが、このような事故を起こさないようにできます。修繕というのは、劣化した部材や機器を竣工したときと同じレベルまで回復する工事のことです。更新というのは故障したり故障しそうなものを取り換える工事です。改修というのは、現在の基準に応えてないとか、安全性の確保が難しいという場合に行う工事です。リノベーションや耐震改修、省エネ設備の工事などです。設備というのは年々劣化していきます。一方で求められる水準は上がって行ってます。非常に大きな問題です。
