同時進行ともなるマイホームの買い替え

マイホームの買い替えは、売却と購入という人生にとって何度も訪れることのない大事業が二つ同時進行で進めなくてはいけないという、まさに一大事業と言っていいかもしれません。そこでまさか我が家に限ってと考えている人にとっても、この買い替えに際してある程度の知識は持っているに越したことはありません。

ここで条件として一番厳しいと考えられそうなケースを前提でその流れなどをご紹介します。前提として①現在住んでいる家のローンがだいぶ残っている②最高額で売却できたとしてもローン完済は無理で、そのための自己資金もない③まだ購入物件が決まっていない、など。このような需要に対し各金融機関では「買い替えローン(住み替えローン)」という商品が準備されています。このようなローンは買換え先住宅の購入額に残ってしまった前のローンの残り分をプラスした額での融資を可能とするもの。ここで注意しなければいけいないのが、売却物件が融資対象として認められるかどうか。